第二回説明会のご案内


「学校には行ってるけれど、このままでいいのかな」
「もっとこの子らしく過ごせる学校はないだろうか」
そんな思いを抱えている保護者の方へ

エコールミューレでは、第2回学校説明会を開催します。
途中入学をご検討中の方、
2027年度入学をご検討中の方を対象とした説明会です。

▼説明会でわかること

エコールミューレの一日の流れ
どんな学びをしているのか
学習方法について
学校との連携・出席認定について
1学期、どんな効果があったか
入学までの流れ
質疑応答

▼こんな方におすすめ

我が子に合う学校を探している
我が子のいいところを伸ばしたい
今の公教育に不安がある
学校に行きづらさを感じている
勉強だけでなく、生きる力を育てたい
将来の進路を自分で考えて決めさせたい

無理な勧誘はいたしません。
「まず話を聞いてみたい」という方も大歓迎です。

▼日時・場所

8/23(日)
10:00〜12:00

対象:エコールミューレへの入学を検討している保護者様(2027年度小1〜中3まで)
*お子様は連れてこられても大丈夫ですが、説明会に同席はできません。
*ご夫婦そろってのご参加、大歓迎です。

定員:各回40組


受け付けた方には、メールでお返事をします。メールが届かない場合は、ecole.mulee@gmail.comにご連絡をください。

1.エコールミューレとは?

21年間の指導実績を持つ音楽教室ミューレの指導方針をベースとした、オルタナティブ・スクールです。小中学生を対象とし、月〜金の毎日開校する学校です。2026年4月に開校しました。NPO法人ミューレが運営しています。

2.NPO法人ミューレ

代表理事 三木純一

元ローランド代表取締役社長CEO。大阪府出身。1977年ローランド入社。モノづくりが大好きなエンジニアとしてキャリアをスタートし、責任あるポジションになるにつれ徹底的な市場調査を行うマーケターとしても頭角を表す。2013年、ローランドが経営危機だった中で社長に就任。MBOで株式を非公開化することで資本と経営を完全一体化させ、スピード最優先の構造改革を行い短期間で業績を回復。6年後に再上場を果たし同社の歴史を現在につないだ立役者。現在は引退してアドバイザーをしながら日本の歴史や教育について学び続けている。













副代表理事/校長 坪井佳織
ダルクローズ・リトミック国際免許サーティフィケート取得
日本ジャック=ダルクローズ協会 理事
「ローランドの楽屋にて」ライター
愛知県立大学外国語学部フランス科卒

3.教育の課題と背景

学校教育は、戦後80年、ずっと変わっていません。一方で社会はテクノロジーの進化や価値観の変化により、激変しています。国に必要な力、企業に必要な力もどんどん変化しています。そのため、「学校での教育が社会で必要な力に直結しない」ということは、もう何十年も問題視され続けています。

2025年現在、文科省が定義した不登校生徒は35万人で、1年に5万人のペースで増え続けています。定義から外れる子も含めると100万人以上とも言われています。「行けない子どもに問題があるのではなく、適応できない学校教育側に問題がある」ということは、既に国が認めています。また、精神疾患による教員の休職は過去最多の1万3千人超えとなりました。

このことを重視した、楽天創業メンバー本城 慎之介氏、ホリエモン氏、株式会社ドワンゴ、成田修造氏などが新しい教育方針を持った学校設立に乗り出しており、生徒数はどんどん増えています。共通している教育方針は、「先生の言うことを聞き、指示に従う優等生」ではなく、「体験や探究を通して独自のアイデアや実行力を持ったイノベーター」を育てるということです。

これまで「学校に行けない子が仕方なく選ぶ居場所」として存在していたフリースクールが、「積極的な教育の選択肢」としてのオルタナティブ・スクールとして認知され始めています。


4.実績と学校設立に至った経緯

わたしは21年間にわたり、リトミックや合唱を通して、自己効力感やチームワークを感覚ではなく、行動として発揮できる状態にすることを目的に指導を行ってきました。

具体的には、

  • 人前で自分の意見を述べる
  • 集団の中で役割を理解し、主体的に動く

  • 失敗を経験として次に活かす
  • 計画を実行に落とし込み、結果を出す
  • 自分に対して実績に裏付けされた自信を持つ

といった力を、年齢に関係なく身につけていくことを重視しています。

これらの行動変容は、複数年・複数の集団において一貫して確認されており、保護者や教育関係者からの評価、卒業後の進路や社会での適応状況を通しても裏付けられています。

特に進路決定においては、音楽系や理系など、ジャンルに関わらず、「自分で選択し、プランを立て、塾に行かずに好きなことを続ける受験生活を送りながら志望校に合格する子」を複数、輩出し続けています。

2024年、この経験を元に、長期休みの学童保育(ナツラボ)を実施、音楽教室の生徒以外の児童への指導経験をもって、幼児期からの継続した教育の重要性と子どもは短期間で変わることができるということが分かりました。同時に、1日約1万円という高額の教育に対して、募集開始1分を待たずに募集定員に達するという、期待と危機感も分かりました。

夏休み・春休みには、「なるべく早く行きたい」「なるべく遅く迎えに来て!」と、朝7:30から夜8:00まで滞在し、生き生きと通っていた子が、始業式の前日から「学校に行きたくない」と泣き、学校をサボって学童保育にやってくる子が多くいることを目の当たりにしました。そのまま不登校になる子も1名ではありませんでした。

音楽教室ミューレでは積極的にアイデアを出し、発言し、グループワークを活性化させる子どもが、学校では「独りよがり」と同級生に叩かれ、保護者が面談で「もう少し空気を読んで同調するように」と問題視されるという実態もありました。結果として「学校では黙る」「心を殺してただ行っている」という子が増えています。

せっかくクリエイティブに育てても、学校教育で叩かれて摘まれてしまう。ですが、社会に出た時にどちらの人材が重宝されるか、日本にとってどちらが必要かは明白です。

これまでの実績や試行錯誤を経て、「学校を作り、子どもを育てることは可能である」という手応えを感じたので、設立に挑戦するに至りました。

5.新校舎取得および申し込み状況

偶然のご縁があり、浜松市中央区庄内町1102の旧ホンダ保養所浜友荘を取得し、リフォームして校舎として使い始めています。

2026年2月8日に入学説明会を行ったところ、47組の参加があり、そのうち、21名の入学希望がありました。申し込みの半数以上が、不登校児ではなく、教育機関として積極的に選ばれています。26年4月に開校し、現在、17名の子どもたちが登校しています。実際の体調不良以外は、ほぼ毎日、全員が出席しています。

6.トモエ学園とリトミック

エコールミューレは、「令和のトモエ学園」として、世界的ベストセラー「窓際のトットちゃん」に出てくる、子どものありのままを認めて伸ばす「トモエ学園」を参考にしています。第二次世界大戦で燃えてしまったトモエ学園は、今もなお、理想の教育として、参考にしている教育機関が全国に400〜500あると言われています。

あまり知られていないことですが、トモエ学園を作った小林宗作校長は、実はリトミックの先生でした。良い教育方法を模索しているときに、紹介によってヨーロッパへ留学し、リトミック創始者のエミール・ジャック=ダルクローズから直接リトミックを学びました。晩年は、国立(くにたち)音楽大学でリトミック指導にあたりました。

エコールミューレも、小林先生に倣い、毎日、子どもたちとリトミックを行っています。

7.用語解説

坪井佳織が2004年に立ち上げた音楽教室。リトミックを主軸とし、3歳〜18歳まで、現在、が在籍。音楽教育を通して、「自分で考え、自分で行動し、自分を誇る=生きる力」を育む教室として着実に生徒を増やしてきた。2019年11月に株式会社生きる力として法人化。現在、社員5名。2025年現在、生徒は3歳〜18歳まで、137名(実家庭数は107)。

▼リトミック
約100年前にスイスのジュネーブで、作曲家・音楽教育家であったエミール・ジャック=ダルクローズが考案した音楽教育方法。動きを伴うこと、即興であること、創作を重視することなどが特徴。日本では幼児教育の一環として広まった。「窓際のトットちゃん」が通ったトモエ学園の校長、小林宗作氏はジュネーブでダルクローズから直接リトミックを学び、トモエ学園では毎日リトミックの授業があった。
音楽教育のみならず、集中力、表現力、判断力、空間把握能力などが養われるため、幼児においては人間教育の効果もある。

▼オルタナティブ・スクール
従来の学校教育(一条校)とは異なる「もう一つの選択肢」として、子どもの個性や興味関心を尊重し、多様な学びを提供する学校の総称。文科省の影響を受けない教育方針を掲げることが可能。
学校法人を設立するには、巨額の資金と、国に定められた広大な敷地や教員数を揃え、県の認定を受ける必要がある。認定されると、運営資金の約半額は国からの助成金で賄うことができる。

一方、オルタナティブスクールは、独自の教育方針、教育方法で運営することが可能。助成金は一切ないので、寄付金や個人の志、保護者の協力により運営している。

平成28年に制定された「教育機会確保法」により、地元の公立校に在籍したまま、オルタナティブスクールでの出席日数や教育体験をもって卒業資格を取得することが可能になった。

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